フランス語の発音 Prononciation de français

なんで”発音”が重要なのか、にもかかわらずなぜ発音の学習が進んでいないのか


フランス語の学習目的において、読解ができるようになりたい、という人は発音(音読)しなくても文字から意味を読み取ればいいですよね。つまり、言葉を発する必要がないため、発音を学習する必要はありません。

誰に聞かせるわけではなく、自分自身の音読にとどまるのであれば、文字を読んでいる人間には文字から意味は伝わります。音だけで意味を伝える必要はないわけです。


読解が優先順位に置かれる教育では、発音は重視されません。テキストの音読があっても、クラスのみんなはテキストを持っています。発音が異なっていても、テキストがある限り、どこを読んでいるのか、といったことはわかります。が重視されなければ、を学ぶ必要もないし、発音が間違っていても、重要ではありません。文字から意味がわかれば良いのです。語学学校でもあるあるです。


読解目的のテキストで扱われる内容は、会話形式ではないことが多いです。

会話で頻繁に使われるような表現を学んだりはせず文法にフォーカスするような内容のテキストが選ばれることが多いですよね。


読解では、文法が重要です。文法の知識があってこそ、正しく読み取ることができます。

読解に優先順位が置かれている教育では、対話のため、話すため、聞くための学習ではないことがわかります。文字から読み取ります。文字だけの学習でいいのです。

John Lennonが日本滞在時に、日本語を勉強している際に書いたメモ Double Fantasy John&Yoko展

それでは、フランス語の学習目的の理由で、日常会話ができるようになりたい、という人に重要なことはなんでしょう?

リアルな日常会話で必要な要素は多くの場合、です。文字ではなく、のみ(文字は使わないと言う意味です)を使って意思伝達をする行為が日常会話だったり、人との対話です。また、ラジオやテレビ、Youtubeなど、を聞いて、理解していきます。


それゆえ、が重要な要素となります。

このの学習というのは、外国語学習において、読解を学習目的の優先順位においている学校教育ではあまりなされていない学習です。実際、義務教育で英語を学習した時に、一つ一つどのように発音するといった、音の出し方って、説明を受けたことがありますか?


文法を学習すれば、話せるようになる、聞き取れるようになる。

これは違います。そのものの学習が抜けています

また、を聞いていれば、聞き取れるようになる。

これも違うと思います。

今まで、多くの人は、フランス語よりも一般的に第一外国語として学習する英語の音をもう幾分も聞いていると思います。英語は世界語ですし、グローバル社会の今、どこでもいつでも耳に入ってくる言語だと思います。映画だって、あらゆるメディアでも英語が使われています。その状態で、英語の音は聞き取れていっていますか?聞き取れる音のレベルは上がっていますか?そもそもどんな音素が使われているのかと言う、音の基礎って知っていますか?


日本人が外国語(特に、英語やフランス語など)が苦手な理由は、文法構造もそうですが、発音の仕組みによるものだと思います。

例えば、日本語の母音の数は5個ですが、フランス語は16ー19個あり、

英語は20音大きな違いです。この違いについて知っていますか?学習したことありますか?知らないものを自然にできることができるのは、特別な能力のある人、または子供ですよね。一般的な大人はもうその術を失ってしまっています。

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文法構造は多くの人が学習します。でも、発音に関してはあまり学習されないのです。


発音を学習すれば、その違いがよくわかります。文法で感じているように。

発音の構造がそもそも大きく違うため、その仕組みを学ばなければ、発音も、リスニングも難しいものだとわかります。


日本語は象形文字です。文字から意味を推測することができます。

でもアルファベットはそれぞれがを持っている文字です。

が、文字で現れています。その仕組みをしっかり理解し、トレーニングをすれば、正しい発音ができるようになります。できるようになるんです。

John Lennon の直筆日本語学習メモ Double Fantasy John&Yoko展

日本語の教育では、漢字などを書いて覚えていきます。ではなく意味を覚えることもできますし、形を覚えるためです。正しい形を書けるようになるために書いて覚えて身につけていきます。そしてその形は意味を持っています。

一方アルファベットは、文字の組み合わせです。

アルファベットはを表しているのでを書いて覚えるというのは、効率的な行為ではありませんよね?発音して、意味を関連付けて覚えていく(表現と一緒に!)のが効率的です。

何年経っても、書いても書いても覚えられないというのは、の仕組みの学習が抜けているからではないかと思います。スペルが違えば発音が違ってきます。音がずれてしまします。

それに気づくことができるのです。また書いて書いて(または間違えて書いて)、間違った発音で(または発音で)身につける訓練をしているとも言えるかもしれません。

John Lennon の直筆日本語学習メモ Double Fantasy John&Yoko展

このずっと小さい頃から身につけてきた書いて覚える学習方法で、アルファベットの綴りを書いて覚えていく行為にが関わっていなければ、話せるようになるための効率的な学習法にはなりません。を蔑ろにしてしまっては、話せるための練習にはなりません。必ずを出して覚えていく。そして、正しい発音する、と言う意識が大切です。


かく言う私も、フランス語学習でのの大切さを理解していなかったものの一人です。

今ではフランス語学習だけではなく、外国語学習で大切なのはだと思っていますので、の学習を大事にしています。


私は学生の頃、フランスのパリに語学留学をしていました。

日本である程度フランス語を学習をして留学しました。(もちろん文法を学習して!)

をちっとも勉強していませんでした。

今から思うと、当然です。全然思うようには聞き取れなかったんですよね。

そして、私の話すフランス語も、伝わりにくかったです。

伝わらない、と言うことだって起こり得ました。


当時は、なぜ聞き取れないのかがわかりませんでした。

なんで通じないのかもわかりませんでした。

でも、今でははっきりわかります。

そのものがわかっていなかったからです。の学習が抜けていたからです。


人とコミュニケーションを取りたいのであれば、日本人にとっては、特にの学習は必要です。それば、学習すればわかっていきます。日本語の発音と外国語の発音は大きく違うからです。日本語で生活をしていれば、日本語の発音に外国語が必ず引っ張られます

その発音方法しか知らないからです。を学習すれば、方法が分かります方法がわかると、自分で正しく発音をすることができるようになります。そうすると、そのが聞こえるようになります。を認識できるようになるからです。


単語を知っていても、文字から暗記して覚えてもそれが発音できなければ、伝えることはできません。私はフランス語でも、英語でもその実体験があります。

わかるでしょ?通じるでしょ?と思っているのは本人だけです。

でも、通じるかどうかは、聞いている第三者が判断することです。


そしてそのジャッジは、そのが出されるべくなのかどうかで決まるわけです。


Dans Un Caféのフランス語の発音のワークショップでは、音の基礎を様々なアプローチで学習することができます。

一緒に学習して、フランス語をレベルアップしていきましょう!


フランス語の数からフランス語の音の仕組みを学んで、身に着けるワークショップ

数で覚えるフランス語の読み方(発音ルール)と正しい発音の仕方講座。フランス語の音の仕組みが同時に学習いただけます。


フランス語の音の基礎 母音

一つ一つのフランス語の母音の音を出すための方法を学び、理解し、発声していきます。


フランス語の子音

一つ一つのフランス語の子音の音を正しく出すための方法を学び、正しい音を確認して、発声しながら習得を目指して練習していきます。


つながる3つのルール、liaison, enchaînement, élision

フランス語はつなげて読む言語。 基本となるルールをしっかり確認していきます。 仕組みを理解して、つながったときの音を見ていき、練習していきます。


”e” の読み方、捉え方

フランス語の e の読み方、捉え方をじっくり学ぶ! この " e " の文字は一番読むのが難しい音です。 e が単語や語句、または文章のどの場所に位置しているかで読み方(音)が変わります。



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