2024年のテニスのフレンチオープンは、5/20から始まっているのですが、まずは予選からのスタートです。本戦は5/26からとなります。
予選は、フランス語ではQualificationsと言います。予選通過した人はqualifié(e)となります。
テニス4大大会で、ローラン・ギャロスは唯一フランス語でのトーナメントとなり、ジャッジもフランス語で行われています。
今回、私はフランスで初めてローラン・ギャロスを観戦したのですが、なんと、国営放送や、france.TVというネットサイト(日本では見ることはできません)、 また Amazon Prime Videoで見れちゃうんです!(Amazon Prime Vidéo は会員になっていないと見れないのでこれは有料観戦となり、夜のセンターコートで行われる試合は、Amazonが独占放送をしているようでした。)
これには驚きでした!時間の許す限り、まずは画面を通してプロテニスの試合を楽しむことができました!(最高すぎです!)トップ選手のフルマッチをオンタイムでそして無料で見れるなんて!
クレー王ナダルや大坂なおみ選手の試合をはじめとして毎日ワクワクしながら観戦を楽しみトーナメントが進む様子を選手たちとリアルタイムで共に追うことができました。
そして、待ちに待った5/28がやってきました(ちなみに私は5/26にフランス入りしていました)。試合のプログラムは前日の日入りごろ発表されるので、誰の試合が見れるのかは前日にはわかっていました(プログラムはローラン・ギャロスのサイトや、アプリで確認ができます→前の記事参照)。
私が購入したチケットでは、18時30分に会場に入ることができます。
ローラン・ギャロスはとても広い会場なので、入場ゲートがたくさんあります。自分が入場可能なゲートをアプリで確認しそこから入場します(私の場合はゲート1)。
また入場の際、荷物検査もありますので、会場に迎う前には荷物の持ち込みについても確認することが必要です。
ゲートに到着し入場すると、まるでディズニーランドの中に入ったかのような、未知の世界に足を踏み入れたワクワク感がありかなり高揚しました!広すぎで何が何やらよくわからないまま会場内の様子を伺いつつ、私が観戦する試合が行われるセンターコートをまずは目指してみました。
それはPhilippe - Chatrierと名前がついている一番大きなメインコートです。
え、こんな大きいの?と、巨大なビルがそのコートの外観で、度肝を抜かれました。
この大きな建物(4階建?)の中にテニスコートがなんと1コートだけあるんですよ。
この建物(Philippe-Chatrier)には、センターコートの試合観戦のチケットを持っている人しか入ることはできません。この建物自体も非常に大きく、建物への入り口がいくつもあり、自分の席の近くのゲートから入場することになりますので、そのゲートをまずは確認してみました(アプリ内のチケットにその表示があります)。
試合は20時以降に始まるので、あまり時間はないのですが、それまでローラン・ギャロスの会場をサクッと見に行ってみました。
敷地には、全部で18コートがあり、センターコートの Philippe-Chatrierと、その次に大きいコートである Suzanne lenglen 以外は、コートの観覧席に指定はなく、観覧席にゆとりがある限り自由に入場することができ、誰でも近くで試合を見ることができます。
こんなにコートが近く、まさに間近でプロテニス選手のプレーや、チェンジコートの際の休憩などを見ることができちゃいます!
ボールボーイ/ガール(フランス語ではles ramaseurs de balleと言います)たちの機敏な動きにも感動しました!
コートの観戦席に余裕のない場合は、そのコートには入ることはできないので、あらかじめ見たい選手がどのコートでいつ試合をするのかをチェックし、早めにコートに入り、観戦場所を確保すればいいんだなということがわかりました。
世界シングルスランキング最高位5位のテイラー・フリッツ(Taylor Fritz)選手の試合後のインタビューの様子です。
このように、選手を間近に、そして試合後にはサインや写真も快く撮ってくれる選手が多いことも見ていてわかりました。
こんなに楽しいところだったのか、ローラン・ギャロス、、、想像以上の楽しさじゃないか、、、と早くもメインの試合を見る前から楽しんでいました。
そして20時に間に合うように、センターコートに向かい、その会場の中に入って、さらに仰天することになります。
19時30分ごろに余裕を持っていざ会場入りした頃は、まだ明るく、建物の屋根も開いています。私の席は1番上の席で、会場で1番高いところからの観戦です。4階の高さなのでかなり高く、高所恐怖症の私には少しゾクゾクするくらいの高さの席でした。
赤土のコートに白いラインがくっきりと見え、こんな上からでも黄色のテニスボールをしっかり見ることができます。
会場は、ノリノリの音楽もかかっていて、試合が始まる前から興奮状態!
こんなに広いのか!
画面からは感じることのできなかった会場の熱気や雰囲気、そこでプレーする選手のエネルギー、観客の熱い応援。
私の観戦試合は、男子シングルスの一回戦、第1シードで世界ランク1位(だった)のN.Djokovic (ジョコビッチ)VS フランス人選手のP.Herbert の試合でした。
世界ランク1位のジョコビッチ選手にフランス人選手が大きな声援をバックに戦う熱い試合で、相手が格上でも、プレッシャーに負けず、自分の持つ今までに練習してきた実力をぶつけられるフランス人選手のプレーも素晴らしかったです。
私のチケットはギリギリ最後まで残っていた、センターコート最安のチケットだったので、一番上の席ではありましたが、それでもしっかり試合が見えましたし、一番上から会場全体を見渡せる席でもありましたので、とても楽しめました。
試合結果は 3-0 でジョコビッチ選手のストレート勝ちでした。センターコートのテニスのナイトセッションは20時開始で、この時期はまだ日は沈んでおらず明るいです。徐々に太陽が落ちていき、試合終了ごろにはようやく夜になっているという感じです。晴れている時は屋根が開いているので、風も通り気持ちが良く、とても不思議な特別な雰囲気の中試合を楽しむことができます。
最後にジョコビッチ選手のフランス語でのインタビュー。
最後の最後まで楽しませてくれました。
ローラン・ギャロスの会場内にはいれたこと、プロテニス選手のプレーを間近でみて、そのプレーの迫力に実際に触れられたこと、センターコートでの世界ランク1位の試合観戦ができたことで興奮冷めやらぬ1日となりました!
こんな楽しい非日常の素敵な会場内で、夢のようなテニス観戦のできるローラン・ギャロス!
テニスに興味のある人はもちろん、この素晴らしい会場での特別な体験を多くの人にもしてほしい!と切に願います。
この日のインスタグラムの投稿はこちら。
フランス語を学習して人生にさらなる喜びを!
世界を変える
お試しレッスンはこちらから
レッスンのレビューはこちらから
Dans Un café のインスタグラムアカウントはこちら
公式LINEアカウントはこちら
留言