先日(2019年12月14日)我らのミューズ、アンナ・カリーナさんが79歳で永眠されました。その前の年には東京にも来られていたのですが、情報を得るのが遅すぎて、お会いすることができませんでした。仕草も、ビジュアルも可愛すぎますね。
私が一番好きな彼女の映画は”une femme est une femme ”です。邦題は”女は女である”。
この映画はフランス語がわかるとより深く面白い映画です。
アンナ・カリーナが演じる主人公Angelaは、数着しかきていないとゆうのに(制作費の関係だったかと思います)、その可愛いこと。天使。
映画の始まりの方で彼女が歌うシーン(chanson d'Angela)があります。
歌っている内容を見てみたいと思います。
On se demande pourquoi
tout le monde est fou de moi
Ce n'est pas compliqué
Voilà la vérité
J'ai de très jolis seins
Des yeux d'améthyste
un tout petit col marin
Et un slip de baptiste
Je déteste quand on me réveille trop tôt
Mais j'adore quand on me caresse dans le dos
Moi, je dis toujours ''oui'' quand on me dit ''Viens chérie''
Car avec les garçons, faut jamais faire de façon je ne suis pas sage
Je suis très cruelle
Mais aucun homme n'enrage parce que
je suis très belle.
アンナ・カリーナはフランス語のネイティブスピーカーではないので、この映画ではかなりのアクセントがありますが、それも可愛いです。映画の中でもそのことが皮肉られたシーンがあって面白いです。
さて、上記の日本語訳ですが、難しい構文や語彙はそんなにはないのですが、
歌となると、リズムも加わるので、articulationもむづかしく、(à la ligneとか言ってくれないし!)、文字に起こすのはいわゆる試験の”ディクテ”とは違いますね。
この映画をこの間見直していて(DVDを持っています)、ハッとしたことがありました。
それは、仏検の2問目ですかね?日本語の表現に対してフランス語の表現を問われる問題ですが、そこに昔出ていた表現が使われていたのです。
こんな表現誰が使うんだろう?使われてるの聞いたことないけど、、、なんて思っていた表現があったのですが、なんと、Angelaがさらっと言ったのです。
おそるべし仏検問題!!侮れないよねー!
今年は映画の中で使われている、会話表現を扱うレッスンも行いたいと思っています。
またBlogにもアップしていきたいと思います。
Anna Karina, la fiancée de la Nouvelle Vague, est partie sous le soleil exactement.
Pas à côté, pas n'importe où, sous le soleil, sous le soleil
Exactement, juste en dessous.
Oui, toujours dans notre coeur, Anna...
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