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Mes vacances d'été 1 : Voyage d'alpinisme 富山縦走旅行記


Tour de France 第 1 ステージで映された大自然の中の鉄道
Tour de France 第 1 ステージで映された大自然の中の鉄道

7月1日に始まった、Tour de Franceでは、自転車レースを堪能するのはもちろんのこと、それ以外にもステージ開催地の風景や、美しい建造物がここぞと画面に映し出され、改めてフランス🇫🇷という国の持つ素晴らしさにうっとりとしてしまいました。

Tour de France 第 1 ステージで映されたフランスの街の中を走るpeloton
Tour de France 第 1 ステージで映されたフランスの街の中を走るpeloton

大自然の雄大で美しい姿、古くから残る歴史ある建物が数々紹介され、、、訪れたい場所がたくさん!どんな暮らしがそこではされているんだろう?といつかいってみたい!と思わずにはいられないような、日本とは異なるまた美しい風景に心打たれます。


そんなTour de Franceにどっぷりハマった日々で、寝不足が続いておりましたが、

久しぶりに(4年ぶり位かな?)1 週間のお休みをいただき、7 年ぶりに故郷の富山へ縦走旅行に出かけ、富山の雄大な大自然の中に浸かってきました。

Oui, c'est les vacances ! Allez, c'est parti !


今年の特別レッスンで扱っているStromaeや、去年の課題曲のOrélsanを聴いて歌いながらまずは富山へ向かい、実家で前泊して、翌日登山口まで向かいます。


今回の縦走は今までで1 番長いテント4泊です。


1回目の縦走は2016年の7月の北海道3泊4

日旅行。本当はもう数泊する予定でしたが、ガス欠で下山を余儀なくされました。(北海道はお水を汲んだらそれを&1回沸騰させないと飲めないのでガスを思ったより使うことになったのです。)

🔹登頂100名山🔹

大雪山(2,290m)

トムラウシ(2,1410m)


2 回目の縦走はその 1ヶ月後の2016年8月で、こちらも3泊4日。

🔹登頂100名山🔹

立山(3,015m)

剱岳(2,999m)

雄山(3,003m)



テント泊は、食べ物も持っていきます。今回は13食を持っていきました。

食いしん坊な我々は、いかに軽いかより、おいしさの選択をしてしまうため荷物は重くなってしまうのが難です。

初日のキャンプ飯。レトルトのカレーに枝豆トッピング!
初日のキャンプ飯。レトルトのカレーに枝豆トッピング!

1日目は、折立登山口から薬師峠キャンプ場を目指します。

登山 1日目ですので、やはり山をこれでもかって程に登っていきます。

前日にあまり寝れなかたため、キャンプ場に着いた時にはもう疲れ果てていました。18時半には就寝していたと思われます。


2日目は、この旅の目的地、最後の秘境と呼ばれている雲の平を目指します。

2日かからないと到達できない秘境です。


2日目は朝日が登れば起きるだろう!と目覚ましをかけずに寝たら、なんと寝坊!

起きたら日はもうすでに登っており、慌てて朝ごはんを作り、テントを畳んでいざ 1 時間ほど遅れて出発です(とは言え 6 時ごろですね)。

薬師峠キャンプ場から雲の平を目指す朝!まだバックパックが重い!
薬師峠キャンプ場から雲の平を目指す朝!まだバックパックが重い!

この日は上りが前日よりもっとキツい!秘境まではそう簡単にはいけませんね!

道すがら出会った女性 2 人組の山ガールさんたちは、去年も来られたそうですが、雨でこの2 日目の行程がきつすぎて危険と判断し、断念され下山されたとのことで、今年はリベンジだということでした!簡単じゃない!


寝坊が裏目に出て、雲の平に到達する前に雨が降ってきてしまいました!きつい行程の中、カッパをきて頑張りましたが、残念なことに、雲の平は雨のためガスガス(今年覚えた山用語)で、秘境の景色は堪能できず、、、、 簡単じゃない!


そして、雲の平山壮(この山小屋はとてもおシャレだった!アップルパイと紅茶、コーヒーをいただきました!)で避難させてもらって、強風の中雲ノ平キャンプ場へ向かいテントを張り、1 夜を過ごしました。我々以外にも勇士の5 張(テントは張で数えます ♡フランス語ではune tente, deux tentes.... 日本語難っ)。


3 日目は綺麗な快晴を迎え、テント組はその勇姿を讃えあいそれぞれが向かう山へ向かいます(テントが水没して移動したという方も!)。

豪雨の後の快晴の朝
lever de soleil après la grosse pluie

今日はいよいよ 100 名山 2 山アタックです。

奥に見えている山は黒部五郎岳。四日目に登頂予定の山が見えます。
奥に見えている山は黒部五郎岳。四日目に登頂予定の山が見えます。

目指す山は祖父岳(2,825m)水晶岳(2,986m)、鷲羽岳(2,924m)です。

祖父岳からの眺めはいくつもの100 名山を眺望できる素晴らしいものでした。


100名山 水晶岳 山頂 標高 2,986 m
100名山 水晶岳 山頂 標高 2,986 m

100 名山の水晶岳は、大きなバックパックをおいてのアタックです。この山はなかなかな山で、ゾクゾクする箇所がいくつかありましたが(それは2016年に登頂した剣岳とは比べ物にはなりませんが、、)水晶岳と言われる由来のわかる素敵な山でありました。


そしてバックパックを再び担いで、次の100 名山の鷲羽岳を目指しました。登頂からは、鷲羽池や、槍ヶ岳と硫黄尾根を眺望できる、絶景でありました。

そして、今夜の寝どころの黒部五郎小舎キャンプ場へ。

前夜のびしょ濡れのテントを乾かしていると、同じく生き延びてきた勇姿たちが声をかけてくれます。自分たちだけじゃないんだよな。この考え方は、平地でもいきますね。

100 名山 鷲羽岳 山頂 標高2924m
100 名山 鷲羽岳 山頂 標高2924m

鷲羽池と槍ヶ岳と硫黄尾根
鷲羽池と槍ヶ岳と硫黄尾根







4 日目、向かう山は100 名山の黒部吾郎岳(2,840m)です。

絶景のカールの中足を進めていると、標高が急行面に上がっていく箇所でこの度初の雷鳥親子に遭遇!ママ雷鳥はお子達を呼び寄せるように、ホーホーとないては、逸れないように伝えます。

雷鳥の親子どこにいるかわかりますか?
雷鳥の親子どこにいるかわかりますか?Vous voyez une famille d'oiseau-tonnerre ?

近づいても決して逃げない雷鳥にフレンドリーさを感じ、癒し度抜群でした!

その後、急激に上がっていく岩山を登るのは今回 2 回目の恐怖ポイントでした。

分岐でバックパックをおろし、登頂アタックです。

登ってきたカールを上から見渡し、去年登った剣岳も顔を見せてくれ、気分は最高潮!

黒部吾郎岳山頂(2,840m)
黒部吾郎岳山頂(2,840m)

そしてこのあと長い長いキャンプ場(初日にテントを張った薬師峠キャンプ場)までの道のりを歩きましたとさ(10時間は歩きました!)。


5 日目最終日。この日目指す最後の山は、100 名山の薬師岳(2,926m)。

キャンプ場からバックパックを置いての登山です。


この日も登頂途中に雷鳥親子に遭遇し、癒されました。本当に可愛い!

この日も快晴で、山頂からの眺めは最高。

100 名山 薬師岳 山頂からの絶景 標高2,926m
100 名山 薬師岳 山頂からの絶景 標高2,926m


キャンプ場に戻って、テントを畳んで、下山です。

ひたすら降りるとはこのことなのですが、それだけ高い山に登っていたんだなと感じずにはいられません。途中有峰湖を眺め、湖の自然の作り出す色を思い、そしてまだまだ降ります。最後は無心になって、アドレナリンがどんどん出ているのを感じ、グイグイと下山する快感よ。足が前へ前へと進んでいきます。気持ちがいい!


いつもと違う環境に身を置き、文明から束の間ですが離れ、大自然を感じた素晴らしい 5 日間、ありがとうございました!


この旅のインスタグラムのストーリーズはこちらから!


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