アメリカ滞在記 1 -英語の発音について-あなたのフランス語の発音はどうですか?その発音を思い込みで発音してはいませんか?
- 10月1日
- 読了時間: 10分

🔲 今年の9月にアメリカ🇺🇸に行きました🙋♀️🔲
9月 (2025年) にアメリカに旅行をしに行ってきました。アメリカ旅行は今回で5回目なのですが、今までで1番長い滞在となりました。3週間ほど滞在したので、いろんなことを体験し貴重な学びがたくさんあったのですが、特にフランス🇫🇷とアメリカ🇺🇸の文化や生活習慣の違い、フランス語🇫🇷と英語🇺🇸の違いを感じることができたので、すこしづつシェアしていきたいと思います🙋♀️。
🔲 中学校の英語学習 🔲
私は多くの日本人🇯🇵が受けたであろう同じ義務教育を受けて第1外国語である英語を中学校で勉強しました。どのように英語を学校で習ったかについて、詳細は覚えていませんが、英語の"発音"自体を習った記憶はありません。英語の発音の授業はなかったかと思います。
初めはきっとアルファベットの読み方をカタカナで習ったのだと思います。
中学校には、帰国子女は誰もいなかったので、英語の先生を含めどの生徒も同じカタカナ英語を使っていたように思います。習った通りに日本語🇯🇵の発音で英語を読んでいました。
🔲 高校の英語学習 🔲
高校に入って、英語国際コースに進み、他より英語の授業が多いクラスに進みました。
そこでも、英語の発音を勉強することはなかったように思います。ただ英語の授業数が多いため、他のクラスで行われているような英語をただ読むだけではなく、英語を聞く授業やALTとの授業が若干多かったです。英語を専門とするコースということと、中学と違って高校だったということもあって、先生たちは英語でコミュニケーションが取れるレベルの先生たちであったけど(中学の時はただただ教科書を読む、教えるだけだったため、先生たちが英語でコミュニケーションを取れるレベルであったかは不明)、その発音がいいかといわれるとそれは自分たちの英語の発音と大差はないように感じていたように思います。
ただ、その国際コースには、帰国子女がいて、その子の発音は明らかにみんなと違っていたことを覚えているし、どうやったらそういった英語が発音できるのかと思ったことを覚えています。でもその発音にはやり方があるという発想はその当時はありませんでした。
🔲 30年前のアメリカ旅行 🔲
高校生になって、初めての外国であるアメリカに旅行に行くことになり、そこで初めてアメリカ人で英語を母国語とする、日本語を全く話さない人とコミュニケーションを取る経験を得ました。もちろんその際もいろんなことを感じたわけですが、それはさておき、数日間滞在させてもらった家庭の英語話者は速くないスピードで聞き取りやすい英語を話してくれました。知っている単語があれば、それは聞き取ることができて、"私、英語がわかる!"と認識したことを今でも覚えています。その時までに勉強した英語が立証された時でした。この時点では"発音"という概念はもちろんなく、今思うと単語がぼやっと聞き取れているという状態だったのだと思います。
ただ、暗記したフレーズを言うことはできても、即興で自分の言いたいことを英語で話すことは全くできませんでした。これが30年前の自分の英語レベルの記憶です。
自分の学習方法と自分の英語習得レベルですね。学習方法にはここでは記載しませんが、みなさんと同じような学習をしてきたのでいうまでもないと思います。

🔲 今年のアメリカ旅行 🔲
さて、今年の9月に再びアメリカ🇺🇸に行く機会に恵まれ、30年前訪れたアメリカ人家族の元へ行き、30年ぶりの再会を果たし再びのホームステイを1週間経験させてもらいました。
そこで、ひしひしと感じたのが、自分の英語の発音の根本的な違い、思い違いについてでした。
いままで英語はもちろんたくさん聞いているし、自分の英語の発音とネイティブのそれの違いを認識してもいます。中学、高校時代と違って、英語の発音も多少なりとも勉強しています。なのでこのネイティブと自分の発音の違いは、自分の発音の練習不足、そして語彙能力の欠如からくるものだと思っていました。でも、そうではないことがはっきりと分かりました。
根本が違うんです。自分が思っていた発音(習った発音、思い込んでしまっていた発音)が正しい発音ではそもそもなかった、ということにはっきり気付かされました。
英語を聞いていて、違うと思っても、どう違うのかが理解できない限り、違いを修正することは難しいです。どう違うかがわかって、次にどのように修正すればいいのか、そしてそれを練習する。これをしない限り発音の修正はできないと思います。
これが高校時代には帰国子女と自分の英語の発音の違いについて明確にわからなかったことです。
🔲 発音学習の大切さ 🔲
私はフランス語🇫🇷の発音のコーチをしています。そのため、フランス語🇫🇷の発音はもちろん、英語の発音も今では勉強し、多少練習もしています。ただ、英語に関しては、フランス語🇫🇷ほど発音に関しては学習はしていませんし、練習も足りません。そうはいっても、フランス語🇫🇷の発音の学習をしているため、今回の気づきがあったのだと思います。なぜなら、今までアメリカ🇺🇸に行った時はフランス語🇫🇷の発音を学習する前だったので、同じことは感じなかったからです。
多くのフランス語🇫🇷学習者はそもそもフランス語の発音を学習していない人がほとんどだと思います。それは昔の義務教育と同じ方法でフランス語🇫🇷を学習してきているためです。フランス語を読解以外の目的で実践するために学習していて、なんらかの躓きを感じているのであれば、ここから変える必要があります。
日本語🇯🇵と英語もそうですが、フランス語🇫🇷は日本語🇯🇵と同じ発音では使われません。
一番大きな弊害は、ローマ字だと思います。ローマ字読みはカタカナで行われます。でも表記はアルファベットです。これが誤解を招いている根源な気がします。
アルファベットはカタカナでは本来読めないものです。それをまずしっかり認識すべきです。なぜなら、カタカナは日本語🇯🇵の読み方でできているもので、アルファベットはそうではないからです。音が根本的に違うものということですね。
英語のAはエーではないです。フランス語のAもアーではないです。
これはアルファベットレベルの話で、これが単語となるともっと話は複雑になります。日本語🇯🇵と違って、アルファベットの各文字は1つの決まった音を出すのではないからです。
私は英語の発音を勉強しています。ただ、これだけでは不十分で、その次に、しかるべき練習が必要です。そしてこの練習にも段階があります。
今回の旅行で、自分に足りなかった、そして正しく、より通じさせる英語発音を習得するためにしなくてはいけない英語の発音練習や学習は今後フランス語の発音レッスンでレッスン受講者の方が、よりフランス語の発音習得に活かせるように練習内容に加える必要がるものでもあります。

🔲 英語とフランス語の違い 🔲
その他にも英語とフランス語🇫🇷の違いによる、その習得、発話や聴解の難しさ、そして練習するときの注意点の違いなども体感しましたので、これらを活かした発音以外のフランス語レッスン内での、アドバイスもよりできると思います🙋♀️。
英語ではできてもフランス語ではできないこともあります。言語によってさまざまな違いがあります。それはフランス語学習者の方だと、英語との違いを既に痛いほど実感されている方が多いと思います。
学習言語に合った学習方法と練習方法があると思います。
それは発音だけに限らず、その他の学習項目ででも当てはまることで、フランス語学習でなんか上手くいかないな?そんなことを少しでも感じている方は、何かが他の言語学習でしてきた、あるいはしたことがフランス語では適応しない、という証拠だと思います。
今回のアメリカ滞在では、英語の発音から得た気づきがとても大きな収穫でした。自分の伸び悩む原因には、確固たる障害(思い込み)がそこにはあるということです。
フランス語🇫🇷の発音で悩んでいる人、リスニングが伸びない人、もっと気持ちよく話せるようになりたい人、フランス語の発音をまず学習することから始めてみてください。
その次にそれを学習したままで終わるのではなく、練習し取得に繋げることが大事です。
私の英語は学習レベルで止まっています。なので、英語を使用した今回は正しく使いこなすことができませんでした。
Dans Un Caféのフランス語レッスンでは、発音のレッスンに力を入れています。
なぜなら、文字ベースでなら全てわかるのに、それを音で聞いたら全く音が聞き取れないということが起こってしまうのがフランス語だからです。それではいくら学習してもコミュニケーションを図ったり、フランス語話者の言っていることを理解することができません。
Dans Un café のフランス語の発音のレッスンでは、学習者のフランス語の発音学習レベルや目標によって内容が変わります。また練習内容も異なるプライベートカスタムレッスンです。自分が目指すフランス語がどんなものなのかについて、必ず初めに伺いレッスンを組み立てていきます。
私はフランス語の発音を学習し、練習するようになった今では、フランス語で自分の言っていることが通じないということは滅多に起こりませんし、リスニングも発音を勉強した後は飛躍したので、前のように、自分ができなかったときの気持ちや思いは薄れつつあります。
でも、今回の旅行で自分の英語は、発音レベルで相手に通じていないことがあった時がありました。
リスニングに関しては、もちろん勉強不足で知らない語彙が入ってくると理解できませんが、英語の発音を学習する前よりも多くを聞き取ることが実際にできたと感じました。
英語の音が聞き取れるようになっている(より多くの表現をしっかり聞き取れている)ことを実感しました。これと同様のことをフランス語でも経験しています。
みなさんも発音を学習し、練習すれば同様の体験をすることができると思います。
フランス語の発音は学習すれば、迷うことなんてないんです。よって、適当に発音することも、自分の発音を聞き取ってもらえないこともなくなります。
実際にDans Un Caféの発音レッスンを定期受講いただいている方々は、その変化を共有してくれていますので、起こった変化はもちろん私だけではありません。
学習言語の音が聞き取れるようになると、相乗効果的にその言語の理解が深まっていきます。より面白くなっていきますよ!
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